Hop Step Sculpture vol.04

まだつづけるぞ踏んばるぞシリーズ・ボリューム・フォー。
イイ道具もってんじゃねぇ?的な高額電気工具は出尽くしました。プロ!の文字に弱い素人御用達といったご自慢のラインナップでございました。
プロって何さ?税務署で彫刻家ですっていったら、え〜ソレはソレとしてですね、主なる収入源の職種をですね…。
なんていわれてるようじゃ…何?ダメなのかぃ?プロじゃないってのかぃ!なんてクダ巻いたりしてねぇ〜。

ハイ、道具の話。
小刀ですね、コガタナ。尖っててアブナイですね。
コッチに先っぽ向けて写真撮るなよ!って感じですね。
なんと一番右のは22年モノ。
学校で石膏を削るとき強制的に買わされた500円。
課題が終わった同級生がもう要らないアゲルとかいって、最終的に同じの5本持ってました。ナマクラ中の鈍ら。しかしどんな作業にも気兼ねなく入刀デキル便利なヤツだっただけに、ガンガン使ってポキポキ折れて、ラストサムライ。
一番左の細長いヤツは、
ハタチの時に学校の木工で共同購入したコレももうハタチ!
隣のちょとだけ短いヤツは一個下の後輩にもらった19の春。
コノ辺もったいなくて捨てきれずにいる木工卒業生のキミ!
そうキミキミ。どうせ使ってナイでしょ?ワタクシに頂戴!


一番小さいのは東急ハンズで中途半端な値段のを買ってしまった。最弱品。もうナニ削っても刃が欠ける。全く使えない。最悪。でももったいなくて捨てられない。

つづきまして、ノミとカンナ。
ノミの大きい方、コレまた学校で石膏を削るとき強制的に買わされたヤツと一個下の後輩にもらったヤツ。
小さい方も、コレまたハタチの時に学校の木工で共同購入したヤツと一個下の後輩にもらったヤツ。小さいカンナも同じく、もう一個がドコかにある。
大きいほう(といっても小さいが…)のカンナはホームセンターの格安品。コレ、マジ使える。釘とか刺さってる古材削る用に、使い捨てのつもりで買ったのに、研げは研ぐほど良く切れる。鉄板みたいなインチキ臭い刃なのにナンだか切れる。耐久性は無いけどすぐに刃が付く。お買い得品。
え〜、プロは道具にこだわ、、、
え〜、厳しい目で選んだ刃物はハズレの小刀と格安カンナだけ…
えっ?とお思いでしょうが、普段使う刃物はコレで全て。
もう一本共同購入のノミがドコかにあるけどほとんど使わず。
後はカッターナイフね。折れたらアブナイけど良く切れるね。
要らないから買わないというワケではなく(買えないから要らないか?)、こんなモンでも作れるモノがあるんだぞ!というところで踏んばってます。カチコチの意固地になってます。
話は長くなりますが、
プロダクトデザイナー秋岡芳夫さんがご健在だった頃(亡くなられる二年前)、ご自宅兼工房でお会い出来る機会がありまして、それはそれは親切・誠実そのままのゼペット爺さんみたいな方でして。
もっともっとお話を聞きたいと思ってたところ、取り巻きっての?信者みたいなのがぞろぞろと出てきて引き離されまして、面接みたいなのが始まって、えっ?人工砥石使ってんの!天然砥石(数万円なんてザラ)買って始める気がないんならヤメなさい。安い道具使ってるような子供は出入り禁止。なんてただ秋岡さんの話を聞きに来ただけなのに、なぜか木工クラブへの入部審査に落ち、怒って帰った思い出があります。とにかく高価な道具自慢してる方なんかがいて、何も作らないで何か食って話ばっかしてる方なんかもいて、、、
あの時使ってた人工砥石も学校の木工で共同購入したヤツ。
まだ現役です!(研ぎが足りない?)
コノ辺もったいなくて捨てきれずにいる木工卒業生のキミ!
そうキミキミ。どうせ使ってナイでしょ?ワタクシに頂戴!
道具は使ってナンボ!

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