Dad and daughter

「父と娘 – Pedestrian walk」木製、直径120cm、高さ20cm
シルエットのお二人、お父さんと女の子と見た!
なんともへんな輪郭だけど、ボクオリジナルじゃないよ。
写真を拡大して丁寧にトレースした純正(?)柄ですよ。
どう見ても宇宙人に連れ去られそうな妖怪の子だろ〜?
とのご意見ごもっとも。
しか〜し、そんなわけナイのは大人なら分かるでしょ?
なんでコンナ妙なコンビが日本国中に出現したのだろうか?


おそらく元はもうちょっとカッチリしてたと思うんだ〜、ビシッとした背広に中折れ帽でキメた紳士が、大きなリボン付けておしゃれした娘と銀座かなんかの歩行者天国歩いてる情景。高名な画家作の図案。
パーラーでメロンソーダ飲みたいよおとーさーん。みたいな。
大戦前のイメージ?昭和どころか大正?
その頃描かれたカッチリした輪郭をだね、なぞりなぞってだね、カーボン紙やらトレペやらで、オリジナルを手書きの複製フクセイまた複製。途中で超テキトーな仕事する奴とかがいて…原形からしだいに逸脱。
しかしお役所仕事なだけに、オリジナルから代々伝わる図柄に異を唱え大改革なんてするわけもなく、だんだんね、段々。ずれて歪んできたんだな。だんだん
しかも平成になってデジタル化されて固定。もうこれ以上は歪ませません。もう歪みようがナイんじゃない?ってほど歪んでるけど。
ひだりの腕がヘビだよ、おとーさーん。
そういうお前の頭には触角生えてるぞ。みたいな。
もう見慣れちゃってるから、気にしないでイイんじゃない?

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