Midnight express

「深夜バス – Midnight express」木製、全長約90cm
夜のバスの青白い光に、虫のように引きよせられます。淋しいイメージに妄想が膨らみ、乗客乗員に勝手な思いをはせています。
しかしボクはあまりバスが好きでナイ。
どちらかというと苦手。。。
でも、思い出の乗りモノといえばコレでしょう?
どんな思い出?なんの思い出?
人それぞれ、良きも悪しきも思い出ポロポロ。
そのへんのポロポロをホジくるようなモノをめざして制作。


さんざん作ったクルマシリーズもコレで最後。
好きな乗りモノじゃないけど、気になる。夜点灯する青白蛍光灯は特に気に入らないけど、気になる。なんか淋しい、せつない、、、
そうそう!結局せつないのを作りたいんだなアレコレ考えたけど。
せつない、せつない、せつないって何だ?
美術館展示の搬入中、何か足らんぞ?と思ったらコレ(バス)がナイ。積んだ記憶もナイ。スッカリ大物忘れて大慌て。航空便で会期初日の朝に到着して設置。
コレはナイとダメでしょ〜コレを忘れちゃダメでしょ?
と学芸部長さんもあきれ顔。
設置終了後、美術館ロビーのカウンターで宇部ビエンナーレの応募用紙を見つけ、出品を決意。しかし応募受付の締め切り間近!
ヨシ、コレの画像を荒くした白黒写真を送ってしまお〜。
帰京後、規定サイズの模型を制作。超ギリで送付。綱渡り。

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