Reinforced concrete

セメント、モルタル、コンクリート、の順で強くなり、最強は筋金入りのコンクリート。いわゆるふつうの鉄筋コンクリート。今回の作品は、デカくて重い…とは言っても、10トン以下という規定を大きく大きく下回る800キログラム…ぐらい(不明)なんだけど、念には念をということで最強の鉄筋コンクリートでいきます。
コンクリは圧力にはめっぽう強いが、引っ張られると案外モロい、という弱点を筋金でカバーするワケですな。細い骨だが有ると無いとで大違い、これで安心。しかもプロっぽい(何の?)ココに裏側部分の型をかぶせて、水をかけてしっかり湿らせておいて、ドロドロドロとよく練り合わせたコンクリートをタレ流し。


途中経過は手がドロドロドロで写真撮ってまへん。
型に入れたら、棒で突ついてなるべく気泡を出して、型の隅々までドロドロドロが行き届くようにしますが、隅の方まで回りきらないでボソボソボソっとなってしまうところらへんが狙い。狙って出来る事じゃないようで、狙わなくても思惑通りボソボソボソ。ハイ、もう出来上がり。真ん中のボルトらへんがウマくいって大変満足マンゾク。
型から外すのは、以前の実験結果により、三日ほど置いてから実行。その間、大変暑いので水打ち(ただ水をかけるだけのこと)を怠らないよう注意。硬化途中の乾燥は厳禁。

結局一本60~80kgになってしまって、ひっくり返すのも一苦労。一本取り出しただけで次の日は腕がワナワナ、その次の日にオジサン特有の時間差筋肉痛がやってきて、また次の日に流し込み。てことで、週に二回ほどこの作業を行いまして、三週間後にやっとタイヤ六本が完成。

しかし一番の苦労は外した型をいちいち一度全部バラしてキレイに洗う事…タイヤの溝のイボイボは外れてしまったり割れてしまったりで、いちいち付け直し。大変地味ヂミチな作業。
つづく

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