道具探訪最終章。
まずは暖房。といっても石油ストーブね。
ウチもソトも自宅だろうが作業場だろうが、ず〜と石油ストーブ。ストーブには長年貴重な時間を浪費しました。
いろいろ遍歴して今はふつうのです。コンパクトでハイパワー、メンテも楽な「トヨトミ」と、平らな底のヤカンを探しまくってやっとみつけた「アカオ」。バランスとれててとてもイイ。
石油ストーブ偏愛のはじまりは、お約束「アラジン」。学生の頃、高級住宅街のそばに下宿していたので、粗大ゴミの日には古いアラジンを求め、町内を廻ってました(今では犯罪か?えっ昔も?時効〜)。おかげさまで一度も買わずして何台も所有。
古くても整備をすればほぼ必ず使えるのがイイところなんだけど、木造なら六畳まで、屋外だと手元ヒーター。定期的に数千円の芯の交換、出来れば週一メンテ、頻繁な給油。オシャレなんだけど手がかかる。
お気に入りでずっと手元にあったのは「パーフェクション」、ランプの王様的な明かりがまばゆいステキなヤツでしたが、機能的にはアラジンよりさらに微妙。照明代わりに大事にしていたけど、赤ん坊が入居後に即却下。
そこで導入されたのが「フジカ・ハイペット」。とても小さくカワイイのにハイパワー。コレも子供にキケンだろ?との声をもろともせずに柵で囲って使ってましたが、室内用というより屋外用?な仕様でソトに持ち出し狭い作業場で使ってました。
しかしナンだか今までのとあまり変わらず、やはり手入れしないと調子崩すのね?と感じていたその頃、ネットオークションなるモノでいろんなモノが取引されていると知り、、、在庫一掃処分。
といいながら、火鉢型のまだ残ってるけど、、、煮炊き用。
そして最後のご紹介。
夏のお供、冷房。
冷たいとはいえない送風機。古い昔の扇風機。
むかーし昔、取り壊しが始まった高級料亭に学校の先輩と忍び込んでゲット(今では犯罪か?えっ昔も?時効〜)。23区内とは思えない起伏に富んだ広大なお庭の真ん中にデカイ池、ぐるりと回廊があって、東屋に扇風機が数十台積んでありました。ほかにメボしいモノはなかったので(窃盗団?)壊れてなさそうな扇風機をひとつづつ頂いて帰ってきました。
夢で見た映像のような思い出(窃盗団?)です。
いまでは超高層マンションが建ってます。地震でけっこう揺れただろうね。
作業場の冷房はコレっきり。去年の夏はギリギリでした。でも、古い扇風機はもう使用しないほうがイイみたいね?雰囲気イイけど。
今年の夏はどんな陽気になるのやら、電気の供給も足りないだろうし、モノ足りないようだけど冷夏希望だな。