SUNTORY Okudaisen

サントリー天然水 奥大山ブナの森工場 に山の模型を納品。

見学施設内のプロジェクションマッピング用です。デザインと製作の監修を担当。

幅4.7m、高さ1.2m、奥行2mの大きな山です。大山(だいせん)です。

さすがに個人で作れる規模ではありません。

最初は隣町の模型屋さんとタッグを組んで進めるはずでした。しかしだんだん意思の疎通が図れなくなり完全に納期に間に合わない状況。連絡もつかなくなる最悪タッグ。

急遽、老舗造形屋さんに頼み込んで職人さんを手配していただき、ボク含め総勢5名で毎日毎日パテを盛ってはヤスリがけ…期間も予算も窮地に立たされた悪夢の日々。

さらに鳥取での現場設置時、隣町の模型屋さん手配の作業員の方が痛恨のぞくぞく連続ミス。

急遽飛行機で帰京し、またしても老舗造形屋さんに飛び込み、連休に入る寸前の主任さんを拉致し、再び鳥取へ陸路で11時間ほぼノンストップ。

主任さんの職人技で最悪の事態を免れ、無事収めることができました。

黄金週間真っ只中の出来事。悪夢とはこういうことを言うのですね。

Bird cage

秋に出展する屋外彫刻。あたまの部分の鳥かご。

入選模型は一発勝負で真鍮をハンダ付け、気合が感じられます。文字と風車は塩ビ板。

入選後、もう一度作った模型。ちょっとユルい雰囲気。鳥かご部分はすべて真鍮製。

10倍サイズにした実物大の方位文字。真鍮棒にスチレン材の抜き型、セメント流し込み、すべて在庫の材料でまかないます。

枠だけなら鉄で作って10万もかから無いよ。と老舗造形屋さんからのアドバイス。ココにつぎ込むコストは1万円を予定。塩ビ管で形作ります。できる限り在庫の材料でまかなうのです。

Tin casting

油粘土で制作の狛犬さん「あ」と「うん」原型スタンバイ。シリコーンで型を取ります。

錫(スズ)の純度85%の高級な延べ棒。俗に言うホワイトメタルです。

銅5%入り。残り10%はアンチモン(アンチモニー)という硬度を出すための鉱物。鉛とかの有害物質が入ってない良質なもので、ずっしり重い。

融点が低い金属なのでカセットコンロでトロトロに溶けます。流し込みます。
良い感じ。縁起物として量産します!
2017/04/01

IQOS Store Ginza

フィリップモリスのアイコス旗艦店、IQOS Store Ginzaの店内吹き抜けの手摺を監修。

CG上で提案されたクネクネした手摺を、実際に無垢の木材で製作するにはどうしたらいいかというご相談を受け、大きな模型を作って検証するしかないとなりました。

手摺を手がける前に10分の1スケールのデッカイ階段室全体模型を作りました。

ほとんど模型通り!色付きのほうはCGではなく現場実物写真。

 

クネクネ感がかなり出てて良い感じです。設計施工の担当者さん、凄腕の職人さんに感謝。

2017/03/03

 

Weight of the concrete

秋に出展する屋外彫刻。土台はコンクリートで作ります。

ミキサー車発注のため綿密に計算します。1m×1m×1m分で1立米(りゅうべい)を使用。
水なら1t(トン)。コンクリートの比重なら2.3t。ボクの扱う物件最重量記録。

コンペ提出模型はリアル塗装の石膏製。見た目よりずいぶん軽い。
今回実際にコンクリートを使って10分の1模型を試作。

0.1×0.1×0.1倍で1000分の1の重さになるはず…予想は2.3kg。

測ってみたら2.4kg。僅差!
なかなか優秀な算数でした。
 

2017/03/01