Wooden miniature car

美術学校に入学したとき、まずキミたちは、思いつくままに百個スケッチを描くのだよ。そのなかで気にいったのを選んで、そのデザインを練ってまた百個描くのだよ。そのなかのコレ!というのをさらに練って百個描くのだよ。
などといわれて、へ〜スゴーイ!なんて思いましたが、一回もそんな事できませんでした。だって、そんなに思いつかないモン。
ボクのスケッチはイマイチなので、つくりながら考えるタイプです。ヘタするとウマいこと出来たやつをみながらヘタなスケッチして悦にいる。
課題もほとんどそうでしたが、まず、つくってしまう。
そして出来たモノを実測して、製作用の図面を描いて提出。
出来たモノをみながら絵を描いて、完成予想図として提出。
順序よく提出すれば、問題ありません。点数もよくありません。

しかしコレは、さすがにスケッチを描いてから切り抜いたね。シルエットはあてずっぽじゃまとまらない。
とにかく在庫の木材あるかぎり、思いつくまま描いて切り抜いてつくりました。全部で二百台くらいつくったかな?
何十台か売れて、何十台か差し上げた(賄賂)ので、残りは何台?数えてナシ。


高円寺での展示では、108台を10m80cmのレールにくっつけて、壁につりさげましたところ、ほとんど目立たず残念無念。
(写真真ん中あたり)

広島での展示では、二列に縦列した高速道路の高架風。
どちらの場所でも交通渋滞を表現したつもり。渋滞ってやーね。
つくった全てを並べるのは不可能。何十台も余った。やりすぎってやーね。
最初は、知人への出産祝い用のミニカーでした。

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