Plus and minus

使い回し作品、ダンチ。

給水塔のある団地の情景をイメージ。(後ろのPは別作品)
ダンチ、に思い入れアリな方がたくさんいらっしゃる。そりゃそうだ。ダンチがたくさん建てられたということは、そんだけたくさんヒトが住んでいるということだ。
本とかたくさん出てる。(←コレ、ボクが在籍、在席?してたデザイン事務所が編集に携わったらしい?ボク居なくなってから…しかも工作ネタ。総裁って方にもニアピンで出会えませんでしたね。)
しかしボクには、、、ナイね。思い入れ。ナイということが思い入れか?10歳から18歳までコノ手の建物に住んでたのに。
ちょうど家庭から遠ざかり始める年頃だし。家という箱モノ(まさに箱形…)には興味無かったかも?
巨大な大量生産品、というムードがボクを遠ざける?そんなこと無く、いまとなってはコノ同じカタチ繰り返しってのが興味をそそるんだな。住居としてで無く、物体として気になってしまう。

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Take care

作品その四

黄色い交通標識がモチーフ。
トッピング全部のせ、のごとく盛りだくさん作品。
自信がナイとき、ナンダカンダと付け足して、賑やかにして間を持たせようとしてしまうのが制作者の弱いとこ。潔くナイ。
しかし今回はそんな気取ってる場合じゃナイ。
作品全部、会場全部が全部のせ。
有りモノ全部大蔵ザラエ。
作業場の不良在庫もずいぶんスッキリ。
ナンダカンダと溜まってきたモノたちを全部放出してスッキリ終わりにしましょうよ。というのが大前提の展示会。
高円寺での展示場所が広くて助かった。まだ置けるぞ、もっと持って来んかい!といわんばかりの会場。赤い壁かなり強烈。

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Bean sprouts

2010年「クルマと交通」シリーズその三。

題名は「ぬけた街灯 – Street light」。木彫。高さ約180cm。
かなり早い段階からコレは作る予定にしてました。道路脇の街灯。「団地と公園」シリーズで作ったのが歩道用だとすれば、コッチは車道用。
誰の気にもとまらナイ。気にしても別にどうってことナイ、至ってふつう。しかし洗練さたカタチ。シンプルで美しいです。
空前の好景気時代に、コレと真逆の方向性の、目立つための街灯が、見るも無惨に一列に、ニョキニョキ生えてきて、品のナイ通りの出来上がり。さて、どうしましょ?いまさら引っこぬくワケにもいかんし…
誰の気にもとまらナイようで、気になるとやるせないキモチになります。寄ってタカって公共の金と土地を使ってまぁ、なんとも、アラアラ、残念な…ふつうにキモいデザイン大集合。

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Rope ladder

火の用心つながりで、もう一品。

「はしご車 – Soft ladder truck」
木製の車体は30センチくらい、縄梯子は、、、長いよ。長いの作っておいてよかった。ミュージアム・スタジオの天井まで届いた。
車体のシルエットは50年代のアメリカ風。糸鋸で簡単に切り出す予定だったのに、固い木を使ってしまいウマくいかず、大部分を手で削りました。そのへん写真じゃ伝わらないけど実物は、手をかけたぶんイイ感じがでます。
真鍮製のイイ音するベル(Bell)をボンネットに付ける予定にしてたけど、お子様おもわずカンカン鳴らすだろうから却下。座・高円寺のロビーでカンカンやられたら、隣の舞台まで響いちゃう。
美術館での展示が決まり、再度取り付け予定が浮上したが、、、ココロ(フトコロ?)の余裕が無く却下。真鍮製のイイ音するベル(Bell)は思いのほか高価なのです。

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Flammability

「クルマと交通」作品その一。空き缶で作ったクルマ。

「火気厳禁 – Burnt can car 」
昨年の今頃は、座・高円寺でのザ・展覧会準備にもろもろの事情が重なって、現実とは思えないほど日常がひっくりかえってました。
しかしあれからたったの一年で、現実とは思えないほど日本がひっくりかえるなんて。。。
しかしいまさら一年前の展示内容を、いまココに掲載していこうとしてる言い訳にはなりませんです。。。
とはいえ、昨年の細かい画像がパソコンデータ断捨離(不可抗力)により、大部分のモノはもう記憶(記録)にございません。そこでCDなどに残されたモノを探っておったら出てきました。

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