Concrete hammer

「ハツル」ってご存知?「コンクリートのハツリに!」とかよく言いますよね?あれっ言わない?ボクの周りだけ?とにかくハツラないといけなくなって、いや、ハツラざるをえなくなって、いや、ハツラないではいられない、もう辛抱ならん、やってられるか!やるなら今よ、もう粉々にやっちゃって。という気分がモリモリ湧いてきわけです。あれは十年ちょっと前、車用油圧ジャッキを駆使して持ち上げ、並べた丸太の上の特厚ベニアに載せ、ゴロリ、丸太を移動、またゴロリ…と太古の昔の土木作業のごとく、ちょっとずつ移動したコンクリ塊階段。邪魔だけどもう二度と移設する気力がない。

夏に作ったコンクリタイヤが一個80kgだったとすると、かるく(重く?)倍はあると思われます。何やっても全くビクともしない。コイツさえ無ければと何度思ったことか、コイツめ、コイツめ〜と青春(壮春?)のやるせなさをこの際(どの際?)にぶつけることにしてみました。このまま動かすのはもう無理なので、ちょっとずつ崩す、そうです「ハツリ」はじめたのでした。

漢字で書くと何のことはない「削る」だそうですよ。これじゃ「ケズル」じゃないか!違うだろ「ハツル」ってのは。タガネとハンマーで、コンクリートを割り、砕くのだよ「ハツル」ってのは。そういうもんなんだよ!なんて怒りと気合いでカンカンカンカン半日やって…
ネズミが齧ったくらい?ハツレたというより、ちょっとケズレた…ボクの腰抜け怒りパワーは数時間であっけなく砕け散ったのでした。これまでならばここで諦めていたかも、、、

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