Cast metal

すっかり涼しく…というかかなり寒くなってきたので、暖まる作業に着手。
金属流し込みです。鋳物です。金属をトロけさせるなんてハード&デンジャラスですが、コウサク室にある設備は電気コンロと七輪。んな優しいもんで金属が融けるのか〜?とお思いでしょう。
 融けるんです。
鉛(なまり)と錫(すず)なら融けますのですよ。釣り具のオモリなんかは鉛ですが、アレを空き缶に入れて、焼き芋みたいに焚き火に仕込んでおくとベチョ〜と融けちゃいます。
 が、鉛は毒なんです!
有鉛ガス発生です。試さないように!まぁ今やその辺で焚き火なんて、そう簡単にできませんがね。
鉛ガスは重大な後遺症を残すそうなので、ワタクシはもちろんやりません。(ハンダって鉛のはずなんだけどアレはどうなんだろ?ほんのちょびっとだからイイのか?)
ってことで錫を購入。業務用です。
東急ハンズで流し込み専用を買ったりすると、ちょびっとでナカナカなお値段なので、ネットショップ量り売りで入手。鉛と錫の合金を取り扱ってて、鉛の割合が多ければ多いほどお値打ち価格だったのですが、ワタクシはもちろん!
 無鉛です。
コレで健康被害からもー(お約束ですね。)
 無縁です!
つづきは


が、実物も知らないで素人が玄人ショップで買ったら、、、
最初の写真がスニッカーズくらいだと勝手に想像していたら、デカイの一本がド〜ンと届きました。うえ〜ハンズに売ってたのは消しゴムサイズ三個入りだったのに〜アレがいっぱい来るのかと思ってた〜。昔、お土産屋で初めてジャイアントポッキーに出会ったときみたいな衝撃!
切るだけでタイヘン。
割安とはいえ、二キログラムも買えば相当なお値段。もう後には引けません。
すっかり気持ちが萎えた自動車シリーズに、金属パーツ導入で新たな道が開けるかと思い、試しにラジエターグリルとバンパーを作ってみることにしました。型はその辺にあった薄ベニヤ。
お鍋で溶かしたスズちゃんを、トロっと溝に流し込んで〜
ハイッ!相当イマイチ。スズちゃんは再利用出来るので、融かせば何回でも使えるのですが、型は使い捨て。
失敗してはいちいち型作り直し、四回チャレンジしてやっとこの状態。ウラ側が正面のつもりでしたが溝にキレイになんて流れ込まない。たのしい作業と思って始めたのに、、、
いろいろ調べたら、流し込む瞬間から冷えて固まっていくので、型は温かいほうがイイらしい。どうやらブルブルふるえるほどの寒さではウマくいかないみたいね。

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