Wriggle work

ウネウネと波打つ形の案件。実物大サンプルを作りました。

ウネウネと波打つ形のCGを、実際に木でウネウネ作るとしたらどうすんのというご相談。

太さの違う3本の線がウネるという以外は一任され、収集つかなくなるから厚みと幅は変化させないという基準を決め、発泡材で試作。

実物は店舗の階段室を、ウネウネしながら階上に上がるという職人泣かせの造作です。

「マイツキさんで実物作れないの」との打診には速攻お断り。凄腕木工職人さんにすべてを託します。
正面から見ると平行に見えて、ねかせて見ると結構ウネってます。
2017/02/28

Orionshobo Tachikawatachihi-02

立川飛行機のつづき

実機は全長5mありました。それでは大きすぎるので8割の全長4mで作ることに。

まずはいつも通り1/10サイズ模型。あとでサイズを10倍すればいいだけなので計算がラク。
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全長4mをひとりで作ることは出来ますが、個人では保証ができず施工に入れません。

そこで店内の木製家具一式を制作する木工所に作って頂くことになりました。

かなりサラっとキレイに出来まして、つるツルッとした仕上がりはちょっとボク好みではないですが、作品ではなくお店のオブジェですからこれはこれで汚れにくくてよいでしょう。裏方ですから。

立川ららポートにお出かけの際は立ち寄ってね!

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Orionshobo Tachikawatachihi-01

12月10日にオープンのららぽーと立川立飛。1Fにあるオリオン書房のオブジェ制作を担当しました。

15年前まで近所に住んでいたので感慨深い。あの辺なんもない場所だったなぁ。

デザイナーの方から、「コンペに参加するので店の中央にドーンと木のオブジェを提案したい!」と連絡があったのは一年ちょっと前、長かったなぁ、お疲れ様でした。

コンペ通ったら全部おまかせするんでイイの考えて〜との提案にハリキリました。

昔むかし立川飛行場だった場所に、昔むかし立川飛行機株式会社という名だった企業がショッピングモールを作る。ということで迷わず飛行機を提案しました。

もろもろの制約を乗り越え、ほぼ当初の案が採用。ずいぶんぺちゃんこにつぶれ、ど根性ガエルになりました…

立川飛行機で一番カワイイと思われる「R-HM型」。フランス人技師の設計。
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模型作った後で、元立川飛行機株式会社、現立飛ホールディングスに打ち合わせに行き、レストアされた実機を見せてもらえることに。

本物めちゃカワイイ。小さい。短い。欲しい。
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ネット検索で集めた少ない資料で作ったわりに、かなりイイ線いってたね。

つづく

Print media

友人デザイナーくんからの相談で、一枚の写真が届きました。これは…イギリスのアンティーク物かな?
image1とある物件用にネットで購入した壁掛け時計。クライアントからダメ出しが出たそうなんですが、なんでだろ?と後日、実物を引き取ってみたら…

IMG_2599表面の図柄は写真プリント!こりゃいかん。ツヤあり高品質紙貼っただけの嘘モンじゃ!こりゃいかん。

リサイクルして別件で使う予定なので、針を細くして真っ白つや消しののっぺらぼうにしてほしいとオーダーが入りましたのでそうなりました。ぺっとり付いた接着剤を剥がすのに一苦労。作り替えたほうが早かったかも。IMG_2661現代美術風になったね。いや、最初の状態のほうが現代美術なのか?ところで、現代美術ってなんなんすか?