Black rabbit

今年の振り返り。前向きに歩くけど、ちょっと顔だけ後ろ向き。今年失ったものを指折り数えたりはしないけど、とにかくいろいろ去っていってしまいました。ボクの周辺だけでも。去るモノ多きウサギ年、でも残りモノも結構あって…で作業報告大蔵ざらえ。

まずはヒノキの一木作り。柱用の切り落とし端材14cm角。ずいぶん立派なお家用?高普請?そんな言葉ないか。
ノミ一本(実際は太いのと細いの二本使ってる)での削り出し。木槌打つ手に気持ちが入ります。いかにも彫刻という感じ。
撮影は2011年3月10日。硯(すずり)みたいな色になっちゃってるのは墨汁で塗ったから。だからあえてモノクロ写真。BBQ用の炭みたいでイイお色。

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End of the year

作るのは得意なんだけど、綴るのも、語るのもウマいこといかない。そもそもそういうのがウマいこといかないから作ることでバランスをとってるようです。ハイ。綴りの練習(この文章ネ)も取り留めがない感じなんですぐにおっくうになって、もう止めとくか〜なんてすぐ思うんですが、止めるのヤメタ。つづけます。しつこい性格です。ハイ。

ちょっと遠ざかったと思ったら、もうひと月以上過ぎちゃったんだね〜もう師走。今年は長い一年だったけどね…語りの練習(って何だ?)は中間管理職な同世代に比べると百分の一くらいしかしてないんで、現地制作なんかしてる最中、「コレなにですか?なぜコレですか?キミだれですか?なぜキミですか?」

なんてたて続けに質問なんか受けてしまうと、しどろもどろというよりは、テキトーにペロペロって喋ってすり抜けてしまう。でも作る練習はテキトーにペロペロってわけにはいきません。地味にジミジミに、コツコツと。今年の大震災直後はご多分にもれず、まったくなんにもやる気がしなくなったけど、なんにもやらないとどんどんなんにもやる気がしなくなってきて、こりゃそうとうマズイ!となったので無心(ってわけにはいかないが)で写経をするような気持ちでしつこい製法にチャレンジ。ボクが制作するのは精神安定のためだとはっきり気づいた春でした。いわゆる箱庭療法ですね。

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Greeting at year of the rabbit !

卯年おめでとう!
タイトルの英語訳に全く自信ナシ。
そもそも干支の英語訳は無理がある?
ハイあなた!ハイ、そーです帰国子女のキミ!
バイリンガーのユーユーユー。赤ペン先生よろしく!
大変タイヘンだった寅年よサラバですね。。。
タイヘンな年の締めくくり。
締めくくりましたぜ〜ワタクシは。
30日に体調を激しく激しく崩し、おつむもおむつも大噴火。
しかし夜勤に出動、朦朧と夜は明けて大晦日の朝帰り。
爆睡してたら日は暮れて、紅白の嵐がどうしたこうしたというのを枕元でボンヤリ聞きながら、元旦の朝一番から出稼ぎへ出発。。。
二日はまた夜勤。
近年まれにみる濃い内容の年越しでした。フル満タン。
まだ去年をほんのり引きずってますが、
すべてトイレに流して、今年一年踏んばって、
ぴょんぴょんジャンプで越えていきましょう!
ということで、
年賀状用のウサギ制作もままならずだったけれども、
今年一発目の新作”ラビットカー”です!結局去年をズルズル引きずりつつ、、、今年はデッカイクルマ一個だけ作る予定です。よろしく〜

In the log

前回にひきつづき、現実逃避作業報告。
前回にひきつづき、親戚宅での出来事。

玄関脇にある木(ヒノキ)が大きくなりすぎて、雨樋を詰まらせ、屋根の一部を破壊。

幹の直径30cm超え。高さは電柱くらい?7〜8mくらい?植木屋さんにお願いして切り倒すにはウン萬円のお支払いが必要。しかも2本。

そこでボクが木こりとして任命されました。

しかしいくら隣の家との距離があるとはいえ、
「おーい、たおれーるぞー!」
バサ、バサバサ、ドッサ〜ン

なんてスペースはない。危ないし。

現実的には二階屋根からハシゴを渡して屋根上部分を切り落とし、

輪切りにしながら降りてくるという作戦。下から見上げた計画では。

いざ、二階屋根からハシゴを渡すとヤバイ、怖い、屋根から上だけでもかなり高い。

命の危険を感じ、屋根の高さくらいまで切り落とした状態で一年間放置。
そう、これは去年のハナシ。

では、今シーズン

晴れて梅雨時に作業再開。
すっかり立ち枯れになった木。それでも4mくらいある。

トーテムポールを彫ってみようと思いつきまず半分に切り倒し。

脚立でとどくようになり、こんな形に

ムンクの叫びのよう。

畑の中にぽつんと一軒家の庭先に、生々しい木肌。

異彩はなってます。

横の立ち枯れもう一本が、怪しい雰囲気ましまし。
つづきは

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