Foundations of new model

以前、大手ゼネコン系の会社に勤める友人がボクの落選作品を見た感想を話してくれました。

「マイツキちゃん、緊張感のある形じゃないと建築系コンペには入選しないよ〜。ファンシー系はだ〜め!」

なるほどです。分かっちゃいるけど緊張感好きじゃないんだよな。ナニかを狙う、さて、ナニを狙う…そもそも狙うって…狙うってナニ?狙うって漢字、パッとみ狼に似てんな…なんてことで狙いは定まりません。dodai01こういうのどう?なんか緊張感ない?どっかのビルヂングのエントランス前なんかにドーンと置かれちゃってない?カド痛そう。

説明なんて後づけすれば何とでもなるけど、タマタマ作ってタマタマ引っかかってタマタマ評価されてもね〜後がつづきません。dodai05さっきの並べ替えただけ。でもなんか意味アリげ。でもべつに意味ナシ。

今年の勝負コンペ模型の土台部分がキレイにできたので並べてみただけです。狙いもなければ意味もない。ただの土台ですが、美しく!ってのが狙いといえば狙い。
dodai04こっちは型です。とても几帳面な型です。右のが厚み1mmの板を0.2mmずつ(たぶん)ずらして作った型。型取ってみたら角度がキツすぎたので0.1mmずつ(ぐらい)ずらし直して緩やかにしました。(写真左)

90枚重ねたはずなので、画像で数えてみてね。ほんのり角度をつけて斜めにしたかったわけです。とても几帳面で緊張感のある作業。dodai02先ほどの型をさらに型で囲んですきまに石膏を流し込んで取り出します。とても几帳面な作業で緊張感が生まれます。