Snow Design Exhibition of Archives

9年前の2009年に寄贈した作品が、アーカイブズ展に出品されます。

おしらせチラシにも控えめに掲載。チラシ上右隅からちょっと下、ちいさい黒い二等辺三角形にとろけた氷みたいなの。

手元にあったら今ごろ間違いなく破損&処分してしまってただろうなぁ。寄贈して良かった!
期間は2018年12月27日から2019年2月19日まで。
磯崎新さん設計の中谷宇吉郎 雪の科学館

中谷宇吉郎さんの娘さんは霧の彫刻で世界的に有名な芸術家・中谷芙二子さんという方。

授賞式に向かった9年前の深夜、濃霧におおわれおおあらわになったことを思い出しました。

金沢旅行の予定がある方は足を伸ばして加賀市までぜひ!

Endmill cutting

デジタル強化年ラスト作業。
ラストデジタル機械は、時価ウン千万円の切削工具!

3Dデータ初心者には荷が重すぎ物件でした。

サンプル制作までを自分で頑張り、本番のデータ仕上げは専門の業者さんにお願いします。

試しに作ったサンプル八ヶ岳データ。実際の山の比率では模型上で見映えしないため、高さを倍に誇張しています。

手のひらサイズの小さい山ならこのまま3Dプリンターで出力可能。

今回は最大で2m×1mの厚さ25cmまで削れるでっかい機械を使用します。

厚さ2mmずつ発泡材を削る設定。切削終了までの期間は約1ヶ月。何時間とかじゃなく単位が日数。

このでっかい機械はいま超多忙な時期で独占契約できず。夜から朝までのスケジュールを1ヶ月予約できました。

昼間働いて文句も言わず夜中もずーと働く超働き者。

ずーと働くには働くけど削ったら削りっぱなしです。形はできてもザラザラボソボソ。

仕上げはぜんぶ手作業が入ります。人間は昼間だけ文句言いながら頑張ります!

Paper cutting

デジタル強化年。
デジタル機械作業を、なるべく入れるようにしてます。

データさえしっかり作れば、休憩中に切ってくれます。

素材が詰まって気がつけばエラーで台無し、は数えきれず。

レーザーで切るほど大げさでないものはカッティングプロッタで切り抜きます。
プロッタを導入して約10年。元を取りました。

現在は二代目を導入しパワーアップして、厚紙も0.5mmくらいならいけます!イラレから直で出力できなくなったことが不便で残念ですが、大きさはA3サイズまでいけます!

切るのは自動でも、組み立て・塗装で半日がかり。データ作るのも半日がかり。

手切りの時と費やした時間は変わんないかも。

Laser cutting

デジタル強化年。
レーザーカット作業を、なるべく入れるようにしてます。

レーザービームが目の前で煙をあげて切ってくれると、気持ちが上がります。10回くらいチャレンジして、今回はじめて失敗無く切れました。

自動設定では思うような仕上がりになりません。

手動設定で様子を見ながら試行錯誤。ようやくコツが掴めてきました。

切るのは数10分。組み立て・塗装が1日がかり。データ作るのも1日がかり。

手ごわいね。アクリルを手では切れませんからレーザーさまさまです。