The tire for me vol.4

ハイ出来上がり。
どうだろコレ?タイヤだね、コンクリートだね、なんかね、なんだろぅね、、、化石みたいで、、、
イイじゃないコレ、コレだけでいいじゃな〜い!作品規定サイズは3辺合計で9mだから3×3×3mでコレ作ったらイイんじゃな〜い?つくりたかったモノはコレじゃな〜い!化石じゃ〜
元のモトはそうなんス。コレなんス。タイヤの化石なんス。
カセキタイヤ?バンドの名前になりそうっス。
ボクらこどものころは未来がビカビカに輝いておりまして、ギンギラギンでさりげなく無しで、未来のクルマからは完全にタイヤ(車輪)が消滅するもんだと洗脳されておりました。
気弱なスーパーカー少年は、図鑑に載ってるタイヤの付いていない未来の流線型が好きでは無かったのです。

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The tire for me vol.3

タイヤ試作実験の大詰め。
本番と全く同じ条件で半分サイズのを作ります。
いきなり大きいのを作って失敗すると、とんでもない負の遺産が庭に転がってしまって始末に負えない事になるので、今までに無く慎重に事を運んでおります。
まずはコンパネを積層してタイヤを作ってみます。
ちなみにコンパネはコンクリートパネルの略。ベニヤと同じようだけれども、コンクリートの型枠用なので防水です。
ちなみに今回はその辺にあったベニヤ板を使ってしまったので、コンクリートを流し込んだら水分でズイブン型が崩れて、恥ずかしい結果となってしまいました。
慎重に事を運んで、、、って、予想はついてたけどね。

気を取り直して、木のタイヤ。
タイヤが出来るとアラ不思議!
タイヤの抜き型も同時に出来てしまっているではナイですか!
(写真後方)計算通り!
どうだろコレ?タイヤをだね、ワザワザ木で作るってことでだね、なんか、なんだろぅ、なんでもないようだけれども、なんか良くない?この問いしつこい?

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The tire for me vol.2

つづいてのタイヤは直径約6センチ。石膏製。

今年の夏に必要なタイヤの試作模型です。1/10サイズです。
本番は直径約60センチのタイヤです。
えっじゃあ本物のタイヤでイイんじゃない?ワザワザそんなモノを作るなんて大変だしムダ無駄、エコじゃないんじゃない?
って?そうそう、そうですそうです。じゃ本物を手に入れて引っ付けて、、、ってそんなことをやりたいワケじゃない!大変でムダなモノを一から作らなきゃなにも始まらないワケじゃない?
とワケのわからない前向きな心持ちで、制作に向かってます。
まぁ、つまるところ、なんていうか、その、、、実物大のタイヤをだね、ワザワザ他の素材で作るってことでだね、なんか、なんだろぅ、なんでもないようだけれども、なんか良くない?

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The tire for me vol.1

タイヤについて、ボクの場合。
ワ・タ・ク・シ・的にはどうなの?なんてかるく一言からかわれてからすっかり機嫌を損ねたので、五月からは不自然な一人称を改め、ふつうに「ボク」を名乗ることにしました。
高校生までは「ワシ」と名乗ってましたが何か?
で、ボクはすっかりタイヤばかり作ってます。
クルマ好きバイク好きから始まって、最近は自転車もイイねとはなってますが、特別にタイヤ(車輪)そのものを偏愛していたワケでは無いです。三輪車も気になります。一輪車には乗れません。
で、まだタイヤ作ってます。いや、まだまだタイヤ作ります。

ことの始まりはウチの近所の公園の古タイヤ。(2007年撮影)
何年も前から気になってました。ウチの子がまだ上れないで穴をくぐってた頃からすでに、イイぞコレ、コイツはイイぞ、なんともいえずグッとくるぞ!なんか潔いぞタイヤ五本!
などと子守りそっちのけでアブナイ衝動にかられてしまっていたので、ワタクシ的に、いやボク的には木でいってみるしかないだろう?ってことで彫りました。
2008年の事でした。

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Hop Step Sculpture vol.08

道具探訪最終章。
まずは暖房。といっても石油ストーブね。
ウチもソトも自宅だろうが作業場だろうが、ず〜と石油ストーブ。ストーブには長年貴重な時間を浪費しました。

いろいろ遍歴して今はふつうのです。コンパクトでハイパワー、メンテも楽な「トヨトミ」と、平らな底のヤカンを探しまくってやっとみつけた「アカオ」。バランスとれててとてもイイ。
石油ストーブ偏愛のはじまりは、お約束「アラジン」。学生の頃、高級住宅街のそばに下宿していたので、粗大ゴミの日には古いアラジンを求め、町内を廻ってました(今では犯罪か?えっ昔も?時効〜)。おかげさまで一度も買わずして何台も所有。
古くても整備をすればほぼ必ず使えるのがイイところなんだけど、木造なら六畳まで、屋外だと手元ヒーター。定期的に数千円の芯の交換、出来れば週一メンテ、頻繁な給油。オシャレなんだけど手がかかる。
お気に入りでずっと手元にあったのは「パーフェクション」、ランプの王様的な明かりがまばゆいステキなヤツでしたが、機能的にはアラジンよりさらに微妙。照明代わりに大事にしていたけど、赤ん坊が入居後に即却下。

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